ピラティスとは？
ピラティスは身体と頭と心の調和を目的としたエクササイズ・メソッドです。
第1に身体に対する感覚・意識・知識を高め、自身の身体を見つめなおし、
動きを通して姿勢・筋肉の使い方・動き方を改善していくメソッドです。
主に身体の中心・コアと呼ばれる体幹の意識を高め、
筋肉を内側から、ゆっくり、しっかり鍛えながらストレッチと強化を行い、
体幹部のみならず手脚、全身の筋肉バランスを整え、柔軟性を高めていきます。その結果、身体・骨格・姿勢の矯正効果や基礎体力・基礎代謝の向上・ボディラインの改善など美容効果・ダイエットにも有効と言われています。
自身で身体に対する知識や動き方を覚えることでケガ予防や健康維持にも非常に効果的です。
また、1時間呼吸を深くゆっくり繰り返しながら自身に集中しストレッチやエクササイズを行っていだたくことでリラックス効果や気持ちのバランスを整えてくれる効果もあります。自分と向き合い、心身の安定を築いていきます。
ピラティスは肉体的アプローチによるエクササイズだけでなく、
同時に内面から洗練されていくことのできる、
身体と頭と心（精神）の完全な調和を目的とするメソッドです。
ピラティスは、運動経験や体力などに不安を感じていらっしゃる方、怪我のリハビリとして取り入れる方から、美容的効果を求める女優・モデルの方々、プロフェッショナルのスポーツ選手、ダンサーなど、様々な異なる身体への要求にも適応され、その効果は広く認められています。欧米ではピラティスは一生続ける健康法として医療・教育・福祉の分野でも認められており、その有効性・重要性は広く浸透しています。
～ピラティスの主な効果～
＊柔軟性・関節の可動性を高める
＊筋力・持久力を高める
＊動きのコーディネーションを高める
＊身体感覚/意識/知識を高める
＊筋肉バランスを整える
＊姿勢矯正
＊腰痛、肩こり、疲労 緩和
＊心身の緊張をほぐす、リラクゼーション
＊怪我予防、怪我のリハビリ
マシンピラティスとは？
ピラティスメソッドの創始者ジョセフ・ピラティス氏によって考案された 独自の専用マシンを使用しエクササイズを行います。
アコアのピラティスマシン
これらの器具を使用することにより、
数百種類といわれるエクササイズバリエーションが可能となります。
ピラティスはもともとリハビリテーションとして考案されたこともあり、
無理なくエクササイズを行うことができます。
特にマシンに使用されているスプリング（バネ）は
レベルによって非常に軽く設定することができるうえ、伸び縮みによって強さが変わる性質を生かし、
筋肉の収縮に応じて序々に負荷をかけることができます。
このため、腱や靭帯に対して急激で過度な負担をかけずに動くことができます。
また、マシンピラティスでは体幹を安定させ、
普段意識することのないような細部の筋肉を様々な方向（3次元）に可動域を広げながらトレーニングすることができます。
可動域を広げることで、強く柔軟な筋肉を作ることができるため、
ダンサーやアスリートのパフォーマンス・テクニック向上や怪我防止のための効果があります。
＜コラムを見る＞
マットピラティスとは？
マットピラティスでは、
主に床の上、マットの上でエクササイズが行われます。
体幹部（コア）の強化を主に、姿勢改善、筋力強化、柔軟性向上を目指します。
マットピラティスでは、様々なエクササイズやストレッチを約1時間、流れるように行っていきます。
マシンピラティスとはまた異なる感覚で、
自身の身体とじっくり向き合い、体中の感覚を研ぎ澄ましていきます。
ストレッチポールやバランスボール等のエクササイズグッズを使用したアレンジにより、
エクササイズのバリエーションを広げ、難易度を変化させることで
エクササイズ効果を向上することも可能となります。
他の多くのピラティススタジオやフィットネスクラブ・ジムでは、グループで受講するマットピラティスやリフォーマーのグループクラス、ストレッチポールやバランスボールなどを使用したグループクラスが多く、多くの方が受講された経験があるかと思います。
しかし、多く聞かれる感想が、
「自分が合ってるのか、わからなかった」
「先生の目が行き届かないから、正しく出来ているか不安だった」
「ただの腹筋特集で、ピラティスの特性がわからない」
「理屈っぽくて、正直わからない」
など、ピラティス特有のとても正確に行わなくては効果が十分に得られない難しさが象徴される感想を多く聞かれます。
